TECHNOLOGY技術紹介

融着技術

樹脂溶接

金属同様に溶接棒を用いた溶接技術です。
金属では溶接技術は一般的ですが、プラスチック分野では射出成型技術が先行していますので、「くっつける技術」としては接着材での接着が最も一般的です。
金属同様に溶接棒を用いた溶接技術は半導体製造装置、ポンプ設備などのタンク類や配管、電磁弁などで活用されています。
当社では、PVC・PP・PVDF・PTFE・PFAに対応しています。

熱圧溶着

文字通り、接着剤を使用せずに熱と圧力だけで融着する技術です。
特殊な装置を必要とせず、個別に固定治具を製作することで比較的安価に融着することができます。
主に医用や化学分野の検査測定機で活用されています。
サンプル製作、またはサンプルを支給いただければ、融着の可否判断をいたします。お気軽にご相談ください。
当社では、アクリル・PC・COPに対応しています。(その他ご相談ください)

超音波溶着

ウェルダー(超音波溶着機)を使用した溶着です。本来であれば製品の大きさや形状により、超音波を効率的に部品で伝導させる「ホーン」と「受治具」が必要になりますが、過去の実績分から流用可能な場合もございます。
当社ではアクリルやABSなどの汎用樹脂だけではなく、PVDF、PPSなどの高機能樹脂にも対応いたします。